教育プログラム

拠点の概要

本拠点は、①石炭を象徴とする炭素資源(石油、天然ガス、バイオマス等を含む)の効率的エネルギー利用【資源効率利用】、②低消費エネルギー社会を支える炭素資源由来材料とデバイス【省エネルギー材料】、③環境変動予測、計測、対策および環境経済の観点からの取組み【地球環境保全】の3つの方向性を機軸とした教育研究ならびに人材育成を行います。

 

教育システム(コース)について

本拠点は、九州大学3学府7専攻(総合理工学府物質理工学専攻、量子プロセス理工学専攻、大気海洋環境システム学専攻、環境エネルギー工学専攻;工学府地球資源システム工学専攻、化学システム工学専攻;経済学府経済工学専攻)および福岡女子大学(人間環境学部生活環境学科)が関与しています。その教育を効果的に実施するために全学共通(学府横断)コースとして、平成21年度より「新炭素資源学コース」を設置します。平成20年度は、総合理工学府の臨時開講科目として実施しました。

 

教育プログラムについて

本拠点は「新炭素資源学」に関する基礎学力と先端研究を修め、学術機関、企業、国際機関・政府へのキャリヤパスを持つ国際的に活躍する人材を集中的に育成することを目的としています。本拠点は、研究者・技術者として必須な「企画・議論力」、「国際力」、「研究力」、「実践力」を系統的に習得するため、以下の人材育成方針と対応するカリキュラムを持ちます。

 

達成目標 カリキュラムの特徴
①炭素資源学基礎学力 環境特論(3科目、必修、英語)、炭素資源特別科目(選択・推奨)
実践的英語科目(選択・推奨)、関連専攻推奨科目(選択・推奨)
②最先端研究の自主的実施 リサーチプロポーザルと評価を伴う博士研究の実施
③広い視野の付与 副研究テーマの設置、新炭素資源学フォーラムの実施
④実践性・現実対応能力 短期、長期のインターンシップまたはフィールドワーク
⑤国際的ネットワーク形成 国際シンポジウム企画・実行

 

以上を効果的に実施するために、修士2年次からのコース一貫教育を行い、①を修士2年次から博士1年次で集中教育したのち、博士後期課程で②~⑤を習得させるのが標準となります。一方、博士後期課程からの入コース生(4月、10月2回選抜)を、他大学大学院、留学生、社会人を含めて受け入れます。①が十分でない学生の場合、補完教育で①が習得できるようにカリキュラム履修指導をおこないます。

 

GCOE カリキュラムの実施について

専攻全体としてG-COEに関わる総合理工学府物質理工学専攻、総合理工学府量子プロセス理工学専攻、工学府地球資源システム工学専攻、工学府化学システム工学専攻に所属する全学生は、以下の区分に従います。その他の専攻に所属する学生は、原則として、博士論文研究の内容が新炭素資源学の趣旨に合致する一般学生を対象として、G-COEコースの学生として受け入れます。

 

1) 一般学生(私費外国人留学生を含む)

 

1. M2, D1の新入学生

(a) 入コース審査を経て正規のコース生となります。

・入コース審査は、各専攻の定めるところによって行います。

(b) 博士後期課程必修科目「新炭素資源研究I」では、リサーチプロポーザルを行います。

・リサーチプロポーザルの審査は、SRA希望者の場合、SRA適格者審査を兼ねます。
・国費留学生(政府派遣留学生)、JSPS特別研究員(本拠点の研究に一致する研究テーマの学生)には、インターンシップ等の旅費、研究費(JSPS特別研究員を除く)を支給します。

(c) 3年から4年の在学予定期間を見据えて、計画的な受講計画をたてて下さい。

 

2) 社会人学生:可能であれば教育プログラムの一部にモニタ参加して頂き、社会人Drに対する効果の検証に協力していただきます。

 

3) 国費留学生である国際環境システム工学特別コース(工学府)、研究留学生特別コース(総理工)に所属する学生は、当該コース所属のままとします。特別コースとG-COEコースの趣旨には共通性があることから、両プログラムにメリットがでるようにモニタ学生制度を有効に活用して下さい。