フォーラム

目的

グローバルCOEプログラム・新炭素資源学は、環境負荷なき炭素資源利用の新しい学理の確立と人材育成を目的として事業を実施しています。とくにアジアを中心とした発展途上国の急速な経済発展に伴い、持続的な人間社会の成長を続けるには、資源・エネルギーは考えるべき課題が多く存在します。並行して、地球環境を保全することは地球の未来に絶対的に必要な命題です。
これらの問題を、本事業では国境を越えた若手を中心に勉強、討論し、COEとしての提言を4年間かけてまとめることを目的にフォーラムを実施します。具体的に方向性をまとめたい課題としては、

 

・エネルギー供給におけるエネルギーベストミックスと、省エネルギーを拠点としてどうとらえ、新炭素資源学としてどう対応するか?
・新炭素資源学COEの採択時留意事項である、「炭素循環から見た炭素資源学」の未来像。とくに地球温暖化(CO2問題)解決に向けた本COEとしての考え方。
・アジアを中心にした地球環境保全についての、新炭素資源学からの考え方。

 

があり、これを拠点内での議論、ならびに、拠点外から講師を招いての議論の中で、まず、現状を正しく理解し、つぎに、意見を活発に交わし、最後に年度毎に小まとめをしながら4年後に提言としてまとめたいと考えています。

 

組織

1)以下の3つのフォーラムを立ち上げる。

フォーラムⅠ 効率的エネルギー利用フォーラム

炭素資源のエネルギー利用の実態と将来像を踏まえ、再生可能エネルギーや原子力等との現状と利点、問題点を比較検討することにより、「エネルギーベストミックス」へのCOEとしての提言をまとめる。

フォーラムⅡ 省エネルギーフォーラム

地球温暖化問題の着実な解決策が省エネルギーであることを踏まえ、省エネルギー材料、省エネルギーデバイス、省エネルギーシステムの現状と将来像を調査、理解し、未来の地球に炭素資源ベースの省エネルギーが占める役割についての提言をまとめる。

フォーラムⅢ アジア環境フォーラム

エネルギー問題が、単に狭い範囲のエネルギーに由来する諸問題だけではなく、地球環境への影響を、資源取得から利用、人間生活への影響まで広く理解する必要があること、今後の炭素資源学の実践の場がアジアであること、を踏まえ、アジア環境と資源、エネルギー利用に関する提言をまとめる。

 

2)それぞれのフォーラムは、以下のメンバーで構成する。

A. アドバイザー教員:事業推進担当者または協力者(若干名)

B. 若手研究者メンバー:COEに参画しているPD(必ずどれかのフォーラムに参加のこと)、若手の助教、准教授で本フォーラムに協力する者(若干名)

C. COE大学院生

 

3)単位との関係

フォーラムへ参加して議論結果をまとめる作業に従事した学生のうち、希望者には新炭素資源学研究Ⅱ(副研究課題1単位)を与える。また、このフォーラムの一環として実施する海外フィールドワークへの参加者には、新炭素資源学演習Ⅱの単位を与える。留学生等、国内企業短期実習(見学)希望者を調査し、本フォーラムでの実施が望ましい場合、その企画および単位授与も検討する。アドバイザー教員(A)が副指導教員を務める。

 

 

実績リスト (PDFファイル