プログラム詳細

1) 科目一覧ならびに修了要件

入試選抜、学位授与は各専攻において実施し、入コース審査をG-COE拠点で行います。コース修了生にはコース修了認定証を授与します。修士課程からのコース入学者の標準カリキュラムとコース修了要件単位を表1にまとめています。

 

表1:標準カリキュラムと修了要件単位

科目 単位 必修/
選択
履修
時期
内容 修了
要件
単位
ⅰ) 修士課程
環境特論Ⅰ 1 必修 M2 新炭素資源環境学概論(英語) 合せて
30単位
以上
環境特論Ⅱ 1 必修 M2 国際環境ディベート(英語)
炭素資源特別科目c) ~6 選択・
推奨
M2 炭素資源のための特別設置科目
実践的英語科目e) 3 選択・
推奨
M2 実践的な英語科目
選択科目 14~ 選択 M1-M2 関連専攻推奨科目d)を含む大学院科目
専攻修了要件科目 4~6 必修 M1-M2 所属専攻で定める単位
ⅱ) 博士後期課程
環境特論Ⅲ 1 必修 D1 新炭素資源利用学概論(英語) 合せて
11単位
以上
新炭素資源学研究Ⅰa) 1 必修 D1 主研究課題についてのリサーチプロポーザルと評価
新炭素資源学研究Ⅱb) 1 必修 D1 副研究課題についてのフォーラム
新炭素資源学演習Ⅰa) 2 必修 D1 長期(2~3ヶ月)フィールドワークまたは企業、海外研究機関インターンシップ
新炭素資源学演習Ⅱb) 1 必修 D1 短期(1~3週間)フィールドワーク(海外)または企業実習
新炭素資源学国際演習 1 必修 D2 国際シンポジウムの企画、運営
専攻修了要件科目 4~14 必修 D1-D2 所属専攻で定める単位

 

a) 「新炭素資源学研究Ⅰ」は、各人の博士論文研究に関するもので、SRA雇用や研究費の配分の基礎となる科目です。また、長期インターンシップあるいはフィールドワークを行う「新炭素資源学演習Ⅰ」も博士論文研究に強く関係する内容とし、これらは主指導教員が担当します。

 

b) 主研究課題とは異なる副研究課題を設定し、そのフォーラム(新炭素資源学研究II)と関連する内容の短期インターンシップあるいはフィールドワーク(新炭素資源学演習Ⅱ)」を副指導教員の指導の下に履修します。新炭素資源学演習IIは、原則、フォーラムで企画する実習に参加して履修するものとします。

 

c) 炭素資源特別科目は、経済産業省委託事業「アジアで活躍できる地球環境・資源制約に対応する石炭等化石資源高度利用中核人材育成」の実証講義の利用およびそこで作成した教材を用いておこないます(表2)。なお、これらの科目内容については、E-Learning化し、予習、復習、独習の利便性を図る計画です。

 

d) 関連専攻推奨科目は、本コースに関係する専攻の推奨科目を、大学・学府横断型の相互乗り入れ教育として行うものです(表3)。 

 

e) 実践的英語科目は、総理工大学院GP英語科目に相当する科目をこれにあてます(表4)。

 

表2:炭素資源特別科目

講義群(カテゴリー) 講義名(3講義で1単位)
化石資源物質学 化石資源化学、バイオマス化学、化石資源分子構造学 他3講座
転換プロセス 化石資源バイオマスの転換工学(Ⅰ)、重質油精製、化石資源分離工学 他2講座
エネルギー基礎工学 省エネルギー産業技術、化石資源燃焼学、省エネルギー技術・機器 他3講座
エネルギー産業技術 発電工学(Ⅰ)、燃料電池・電気貯蔵、商品としての化石資源 他3講座
地球環境保全 地球保全工学、大気環境保全、水環境保全、廃棄物工学
エネルギー環境社会学 環境・資源経済学、エネルギー国際連携・地域連携、化石資源利用環境アセスメント 他3講座

 

表3:関連専攻推奨科目

開講専攻 科目名(単位数)
物質理工学 材料機器分析学(1)、有機機器分析(1)、有機元素化学(1)、有機金属化学(2)、機能材料構造論(2)
量子プロセス理工学 基礎固体電気化学(2)、素子材料工学基礎(2)
大気海洋環境システム学 大気変動学第一(2)
環境エネルギー工学 エコエネルギー学(2)、環境エネルギー管理計画(2)
地球資源システム工学 資源地質学第一(2)、資源開発環境学(2)、資源処理工学特論第一(2)、岩盤工学特論第一(2)、 エネルギー資源工学特論(2)
化学システム工学 環境流体輸送現象論(2)、省エネルギー工学(2)
経済工学 ミクロ経済学I(2)、マクロ経済学(2)
生活環境学 生活環境衛生学特論(2)、生活環境衛生学特別演習(2)、生活材料加工学特論(2)、生活材料加工学特別演習(2)

 

表4:実践的英語科目

科目(単位数) 内容
英語ディベート技術論(1) 英語でのプレゼンテーション、質疑応答、ディベート能力を習得する。
実践的英作文(2) 英語でのabstractやsummary等、具体的な課題を設定して読解力や作文力を習得する。

 

2) 履修モデル

標準的な履修モデルを以下にまとめます。原則として、主研究テーマの中に、長期インターンシップとリサーチプロポーザル教育を、また、副研究テーマの中に、短期フィールドワークを効果的に組み込んで、先端教育と幅広い知識の取得をめざします。博士後期課程からの入学者は、炭素資源科目についての知識が少ない場合があるため、適宜、修士向けに開講されている講義や、E-Learning教材を用いた補完教育を受講することができます。一方、3年間での学位取得支援のため、あるいは、知財教育等、本拠点がめざす広い意味で産学連携を活用した教育に属するものが主研究テーマの遂行に必要、と判断される場合は、代替授業科目での単位認定を実施します。これらのきめ細かい履修指導は、各専攻に置く、コース教育アドバイザーにより実施します。

 

standard curriculum

  

3) コース生募集、スーバーリサーチアシスタント(SRA)採用の方針

M2からのコース生に関しては関連専攻内公募を行います。修士2年次4月における、成績、修士課程研究の中間発表、面接で審査します。博士後期課程1年次からの入コース生は、国際的に公募し、4月(一般、留学生、社会人)と10月(留学生、社会人)選抜で審査します。SRAの採用に関しては、博士後期課程1年次入コース後3ヶ月以内に主研究テーマに関するリサーチプロポーザルに基づく審査を行い決定します。

 

4)博士研究員(PD)の採用と支援

PDに関しては広く国際公募を行い、リサーチプロポーザルに基づく審査を経て採用し、研究費を支給します。業績に基づき特任助教の称号を付与します。本拠点では、博士後期課程カリキュラムの活用を含めPDの育成を多角的に支援します。その研究内容と成果については、ピアレビュー方式により、1年ごとに審査し、拠点としての適切なアドバイスと成長への支援を実施します。